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アクスルってなんだろう

アクスルの概要

アクスルとは自動車の走行装置のなかの車軸のことをいいます。

アクスルの使用本数は、中小型トラックでは車両総重量が小さいため、2軸が一般的です。しかし、大型トラックでは車両総重量が概ね16トンを超えるため、3軸使用されることになります。

さらに、荷台の高さを低くした低床車では、小径タイヤと組合わせ、4軸使用している車両もあります。

アクスルの機能

フロントアクスルは、トラックの多くが車両荷重を分担する役目とかじを取る役目を持っています。一部の全輪駆動車では駆動力を車輪に伝える役目も持っています。

リアアクスルは、車両荷重を分担する役目と駆動力を車輪に伝達する役目を持っているドライブアクスルと、車両荷重を分担する役目のみ持っているデッドアクスルに分けられます。

また、アクスル本体には、ブレーキやサスペンションの部品等が組付けられます。

リアアクスルの構造

一般的なドライブアクスルは、ハウジング形式がバンジョ型となっており、デフキャリアがボルトでアクスルケースに組みつけられる構造となっています。

アクスルケースの両側にはブレーキ及び車輪を取りつけるためのハブが組みつけられ、ハブとディファレンシャルギヤはアクスルケースの内側で、アクスルシャフトにより連結され、駆動力が伝達される構造になっています。